昨年末からスタートしたAndroidスマートフォン用のラリーアプリの
ASE Rally Monitor ver0.1
が概ね形になってきました。
表示項目
・現在時刻
・到着予定時刻
・到着予定時刻までの残り時間および経過時間
・トリップメーター
・経緯度
・GPSログ取得スパン
・GPS精度(数値&バー)
入力項目
・ターゲットタイム(所要時間)
・スタートタイム
ボタン
・トリップクリア ・GPS On/Off
・到着予定時間 表示/非表示
今回の目的は以前にも述べましたが、Googleが提供するAndroidアプリの開発ツールである
App Inventor
を使ってどこまでできるのか?いう興味があったので、自分の趣味の役にも立てようと開発をスタートしています。
正攻法のJavaで作れば正直たいした話ではなく、特別難しいアプリでもないのですが、それでは目的がずれてしまうということで、今回はApp Inventorで出来る機能のみで組み上げています。
ver0.1に至るまでの最大の難関が、
GPS位置情報の更新
です。App InventorのGPS位置情報更新機能をそのまま使うと、10秒以内で1回取得した後、60秒間はGPS取得を休んでしまいます。これが非常に曲者で、この事実に気がつくまでに相当頭を悩まされました。いろいろ試行錯誤をしてこの仕様に気がついたときはちょっと・・・というか、めちゃくちゃうれしかったですね。
それからは、距離算出はたいした話ではないので、ようやく
時計&距離
というラリーコンピューターに最低限必要な機能が見えてきました。
GPSを使用したトリップは、やはり条件にかなり左右されてしまうため、インターラリーなどある程度ルートが分かりやすいラリー以外では使用することは避けた方が良さそうですが、安定して使えればかなり便利なスマートフォンになるでしょう。
現状ではApp Inventorの仕様で”横向き時の処理ができない”ため、縦での仕様が前提となります。またGPS取得エラーによるアプリの強制終了など、まだ克服すべき問題はありますが、App Inventorの更新に期待して、ちょこちょこ改良してみようと思います。
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