ロアアームといってもいくつか部位はありますが、問題箇所はココです。
ちょっと分かりづらいですが、ロアアームのクロスメンバー取り付け部の前側になります。
ブッシュ部に本体が溶接されているのですが、これが縦方向の板のみが溶接されています。横方向は溶接されておらず、なおかつブッシュ部分と隙間が空いてしまっています。
このため、前からの衝撃(根石程度です)を受けると、前後方向に力が集中し、溶接部分が剥がれてしまいます。
あとは想像されるとおり、ロアアームがブッシュから分離してしまい、ドライブシャフトが抜け・・・・と惨事を生み出してしまいます。
ということで、MSCCまでにこの部分を対策する必要があります。
詳細は完成してからお届けしたいと思いますが、単純にこの状態から溶接すると、中のゴムブッシュがブジュブジュになってしまいますので、一旦中を取り除いて溶接後に別途試作強化ブッシュを圧入する予定です。
ここで力を逃がしているという話も聞きましたが、ラリーに関してはそれは通用しないので、多少他に力が伝わってしまっても走れなくなるよりはマシということで、AK12でラリーをやる場合はぜひ対策しておきたいポイントでしょう。
なんかラリーに出るっぽくなってきました。
はじめまして
返信削除ここも弱点なんですね
マーチの独特な走り、少しは良くなりそうですね