ARMコ・ドライバーレポート

先週末に開催された御岳スノーランドラリーに参戦したARMサポートクルーの堀江/石下谷組は残念ながらマシントラブルとなりましたが、コ・ドライバーの石下谷選手よりARMのレポートをいただきました。 

【良かった点】 

・時間のアジャスターは慣れると楽 
・直感的に操作のメニューが出てくる 
・必要な機能のレイアウトがきちんとなされている 

良かった点は、主に操作についてということで、安心しました。
時間のアジャスターやトリップクリア時のタッチなど、従来のラリーコンピューターとは一線を画したもののため、当初は違和感を感じると想定されますが、逆にタッチパネルやAndroid OS独自の特徴を生かすことが重要だと思います。 

【改善が望まれる点】 

・補正後の距離がややブレる傾向あり（5ｋｍで±100ｍ位）
・GPSの捕捉が滞る地点では機能しなくなる 
・欲を言えば一定距離進行で確認の信号音が欲しい。 

改善点については、やはりGPS特有の課題がメインですね。特に今回の要に雪が降っている状態、つまり上空に雪雲が存在するような状況の場合、GPS信号の受信レベルは従来よりも低下します。

同日に長野のスキー場で、とあるアプリのテストを実施してもらっていたのですが、やはりGPSの状態は安定度に欠けていたということで、もし雪雲（厚い雨雲などもそうですが）がある場合は、ある程度この辺りを理解する必要がありそうです。 

改善点の3つ目については、実は既に機能としては実装してありましたが、こちらの周知不足で伝わっていませんでした。次は使っていただけるかと思いますので楽しみにしていただければと思います。

次戦は、来月のBICCです。次回こそは期待しましょう。