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2011年8月4日木曜日

つくば市内の残念な道路設計


すみません、ラリーと関係はない地元ネタです。

つくば市は、1985年に科学万博が開催された関係で、片側3車線の道路というのが結構あります。

そんな道路も20年以上経過し、周辺の交通事情も様変わりしてきたことから、ちょくちょく工事
が行われ、車線の構造が変更された部分もあります。

その中で、昨年圏央道つくば中央インターチェンジができた都合、路線変更等が行われた区間があります。

場所は以下の区間です。






この区間、朝や夕方の通勤時間帯に通過したことがある方は、恐らく誰しも感じることだと思いますが、構造が非常に”頭悪い”感じになっています。

簡単に図を書いてみましたので、以下をご参照ください。



内容は、ゴール地点(図の上)を直進したいか、右折(最後は右折レーンです)したいかというもの。

スタートラインは1~3の3車線あります。あみだくじみたいですけど、もしゴールを直進したい場合、あなたならどこからスタートしますか?

結論から言うと、2番以外はありえません。

では、ゴールを右折したい車は?

その場合も、結局は2番スタート以外ありえません。

では検証してみましょう。(かなり文章で伝えるには無理がありますので、分かりづらいです。)

まずスタートして中ほどで右折レーンになります。実際には3車線+右折レーンなのですが、右折車があふれますので、事実上は3番は右折レーンになってしまいます。
従って最初から3でスタートすると、必ずここで引っかかります。

次に、その先すぐですが、今度は完全に3番が右折レーンのみとなります。これは高速インターへの入口道路となるためです。従って3からスタートした車はこの時点では完全にリタイヤです。
そのため、直前の交差点で3番を直進してしまった車は、急いで2番へレーンチェンジしなくてはならず、結果として合流できない車でゴチャゴチャになります。

では、1番からスタートした車は?

ゴール直前まではいけますが、最後の交差点の先すぐ(車1台分くらい)で車線が消滅します。従って、この交差点で1番にいたら2番への合流が強引になってしまいます。

つまりゴール地点を直進したい車は2番で行くことになります。ちなみにゴールを直進すると工業団地があるため、直進希望者は結構います。そのため、朝は2番レーンが異様に交通量があるというへんてこな光景になってしまいます。

ゴール地点で右折したい車は?

本来は3番からスタートすればいいんですが、先に述べたとおり、3番はリタイヤ路線です。更に性質が悪いことに、A地点で右折したい車が結構いるため、高速インターを通過してすぐに3番に復帰すると、痛い目にあいます。

ゴール地点を右折したい車は、2番からスタートしてA地点を過ぎたら急いで3番へ移るという光景になります。

こんなんですから、各地点で行き詰った車が沢山溢れてしまうという異常事態が毎朝繰り広げられます。特に高速入口の手前から、A地点までは、3と1の両サイドから2へ合流してこようとするため、凄い場面になることが多々あります。

道路設計をしたのは、学者さんとかなのかもしれませんが、机上の空論とはまさにこのこと。交通量も車の台数しかカウントしないで流れまで調査しないからこういう設計をしてしまうんでしょうね。

わかりづらいかもしれませんが、つくばにお越しの際は、一度通ってみるとお分かりいただけるかと思います。

1 件のコメント:

  1. まったく同感です!
    つくば市内や周辺には他にも残念な道路がたくさんあります。

    道路設計や管理をしている公務員たちはバカしかいませんね。

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